ネイル用品や化粧品の動物実験の話。クルエルティフリー(cruelty-free)コスメって何?

こんにちは。セルフネイラーのngot(ゴット)です。

今回はちょっと扱いにくく繊細なネタ、化粧品の動物実験について書くことにしました。なぜかというと、最近ネイルの海外ショッピングで「クルエルティフリー」という表記をよく目にするようになったからです。

あまり気分の良くない話ではありますが、ネイルやコスメを楽しむ側である以上、ちゃんと知っておきたいなーって思っています。

クルエルティフリーは欧米を中心に広がり定着しているのですが、日本ではまだまだ認知度がかなり低いので、なんとなくでも知ってもらい、コスメ選びの基準の1つとしてお役に立ててもらえたら嬉しいです^^

クルエルティフリー(cruelty-free)とは

クルエルティフリーとは「化粧品等の製造や開発の過程で、動物に残虐な(cruelty)手段がとられていない(free)もの」と定義されています。いわゆる、動物実験がされていないという意味になります。

この動物実験って、調べると目をつぶりたくなるほど残虐で悲しくなりました。美容やお洒落のために犠牲になってるなんてひどい話ですよね。こんな可愛いウサギちゃんたちが….

では、動物実験をしていないっていうのは具体的にどういうことかというと、基本となる基準はこちら↓

  • 自社での動物実験禁止
  • 第三者機関への動物実験依頼の禁止
  • 動物実験が行われた素材・材料の使用禁止

これはなかなかハードル高そうです。実際にネイルの超有名ブランドのOPIは、動物実験を禁止しているものの、中国での生産と販売において法律上動物実験必須となってしまって、クリアできていないようです。

クルエルティフリーかどうか判断する方法

私も方法を色々調べました。

  1. 直接ブランドサイトで確認する
  2. 認定機関で検索する
  3. 最新のまとめサイトで確認する

この3つの方法で大体わかります。①については、海外ブランドの場合は、大体「Cruelty free」ってかなりアピールして表記してあります。ただ、日本の場合は残念ながらほとんどと言っていいほど、大々的にのせてるところは少ないです。

特にクルエルティフリーという言葉は見かけないです。「NO動物実験」って書いてあるところはあります。企業のウェブサイトの良くある質問に書いてるところもあります。何もなかったら、直接問い合わせするしかないのが現状です。

②については、なんと世界(特に欧米中心に)には認定機関がたくさんありました。その中でも、国際的なものとして、リーピング・バニー・プログラム(Leaping Bunny Program)という機関があります。

ここはかなり厳しくチェックしている国際的に有名なところだそうです。認定されると、ウサギの認定マークが配布されているようです。PETAのビューティ・ウィザウト・バニーズ(Beauty Without Bunniesというところも有名なようです。

私も気になるブランド検索したら、YES かNOか出てきて調べやすかったです。OPIやessieがNOでびっくりしました。日本の製品はSiseidoがnotで出てきましたが、残念ながらほぼ検索に引っかかりませんでした。残念。今後に期待です。

③は、日本の製品の場合はこれに頼るしかないのかなーと思いました。検索するときは「動物実験 化粧品 2020」のようなキーワードで検索すると比較的見つかります。信憑性については不明なので、気になる場合は①の直接調べる方法しかないかなーと思いました。

気になる日本のクルエルティフリーコスメ

海外の物も含まれますが、井田ラボラトリーズ(キャンメイク、スザンヌなど)LUSH、THE BODY SHOP、24h cosme、レブロン、マリークワントなどが確認できました。まだあると思うんですが、意外と少ない印象です。

キャンメイクは大大大大好きなマニキュアの1つなので嬉しい限り。コスメはセザンヌも愛用しているので、井田ラボラトリーはなんて素晴らしいんだー!!

で、資生堂やコーセーは?と疑問になりますよね。ここには大きな落とし穴が。先ほどOPIの件でチラッとお話しした、中国に進出しているとことが大きく関係しています。

なので、大手化粧品メーカーやデパコスはこれでアウトになっている可能性が高そうです。コーセーも資生堂も動物実験をしない方向で取り組んでいるとは公式で発表しています。

世界の法律事情。なかなかうまくいかないもんだね

世界のコスメブランドが、クルエルティフリーになれない理由。それは中国の法律が大きく関係しています。中国は、輸入化粧品において現在もなお、動物実験が法律で義務付けられているのです

今や中国市場を無視できない時代、これはかなり厳しいですよね。各国が中国政府に対して動物実験中止を求めているようです。で、なんと最近進展があったようで、一部の製品が2021年動物実験免除される!とのことです。ただ、まだ一部だけみたいですが。

EU圏では、すでに法律で禁止されていて、ヨーロッパ各国もそのような動きを見せているようです。アメリカは州単位で禁止の方向に向かっているとのこと。

そして日本は….法律で禁止されていません。ただ、強制でもないのでやらなくていいってことになってます。となると企業次第ってことですよね。これから注目のテーマだと思うので、しっかり見ていきたいです。

ヴィーガンとは違うの?

クルエルティフリーもヴィーガンも「動物を保護する」という目的は同じですよね。良く混同されやすいので勘違いしている人(まさかの企業も)が多いみたいです。

●ヴィーガン
動物由来の材料や成分が一切使われないことを指しています。なので、作る過程ではなくあくまでも成分のこと。ということは、動物実験していても成分が植物由来だけならヴィーガンということになります。

●クルエルティフリー
「開発や製造の過程で動物実験が行われていないこと」なので、動物由来の成分、例えばコラーゲンやグリセリン、蜂蜜などの動物由来が使われていても、実験していなければクルエルティフリーです。

正解はわからない。でも知っていることが大切

最近は、オーガニックとかナチュラルコスメとか横文字多くて本当難しすぎです。買う側も売る側も、混乱ですよね。そして法律上表記しなくていいものが国によって違うし!一体何を信用したらいいの?ってなりませんか?

食べ物の話ですが、ある時からやたらと無添加って表記している製品が増えて、良く見ると、え!!!全然違うじゃん!って思うことが多いです。だから消費者としては、コスメも食品も、ちゃんと判断できる目を養わなきゃいけないなーって思います。

今回はクルエルティフリーをテーマにしてみたのですが、日々の生活の中でいろんな矛盾が出てきて、私きれい事しか言えてないって気づく瞬間が多いです。それでも、物事の裏側も見た上で、納得して丁寧に選択したいと思っています。

最後まで読んでくださった方、ありがとうございましたm(_ _)m

@ngot_selfnail